「結」の会 演目紹介

「結」の会での演目の御紹介をさせていただきます。

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チラシには演目などが載せられなかったので、
ここで少し内容がお伝えできればと思います。

当日は演目の解説や出演者のプロフィールをのせた
パンフレットを配布させて頂きます。
目下作成中ですが、解説の原稿は私が編集しました。

そのままを感じて想像を膨らませて頂けるように。。。
あまり説明をしすぎず、鑑賞の助けになるように。。。
と、色々考えながら作成いたしました。
なので、日本舞踊の演目は歌詞をのせました。
歌詞がとても素敵なんです。

その解説は当日観にいらして下さる方のお楽しみなので、
なるべく被らないように、この会の説明をします!!

まず、開場14時、開演は14時40分とさせていただいております。

ん~?なんか中途半端な開演時間だな?とお思いですよね。

この開演時間には少し意味があるんです。

東日本大震災が発生した時間が14時46分なので、

14時40分からナレーションなどで会のご案内をさせて頂き、
お客様も着席されて落ち着いた時間に
出演者、スタッフ、そしてお客様も御一緒に
震災で不幸に見舞われた方々に黙祷を捧げて、
そこからこの会をはじめさせていただいています。

※2年目以降からは黙祷の代わりに詩の朗読を聴いていただいているそうです。
始めの演目は
この会の呼びかけ人でらっしゃる藤間勘舞恵先生による舞踊、
長唄「島の千歳」です。素踊りでの上演です。
上品で格調高く、後半は明るい曲調の人気曲です。

勘舞恵先生は、藤間勘紫恵先生のもとで内弟子修業をされた方で、
宗家藤間流の勉強会などで御一緒させて頂いた折などに
あたたかく見守ってくださっていた先輩なのですが、

内弟子卒業し、独立したばかりの私はわからないことがあれば、
勘舞恵先生に相談しまくってます!!(^_^;)
その都度、御親切にアドバイスをしてくださり、

今回、このような機会に声かけて下さったのも、
私の、会をやりたい…!舞台に立ちたい…!という思いを酌んで、
会を運営するためのお手伝いをさせて下さり、
舞台に立つ機会を与えてくださいました。

ご自身の舞踊家としての信念をお持ちで、
勘紫恵先生に尽くされ、お弟子さんを大事にし、
ご家族や周りの方々を大事にし、

本当にお忙しい毎日かと思いますが、
お会いすると、いつも穏やかに凛とされていて、
あぁ、私もこうでないといけないのだな、と感じています。

なにもわからない私ですから、
相談し、学ぶことの出来る流儀の先輩の存在は、
とてもありがたく、感謝しています。

勘舞恵先生が「島の千歳」をどのように踊って下さるか、
私も楽しみに拝見させて頂きたいと思っています。

次はクラシック音楽の演奏で、
まず桐朋音楽大学でチェロを専攻されている吉田愛さんが、
バッハの無伴奏チェロ組曲第1番よりアルマンドをチェロで独奏されます。
チェロのおおらかな優しい音色が楽しめる曲かと思います。

そして2曲目は愛さんのお母様でヴァイオリニストの吉田眞紀さんも加わり、
「ガルフ・ストリーム」という曲を演奏して下さいます。
この曲は震災直後に親日家のドイツのヴァイオリニストが
チャリティコンサートで演奏したもので、
海に囲まれた国 日本への励ましの気持ちで演奏された曲だそうです。

吉田愛さんは小さい頃、勘祖先生が宗家の時代に日舞のお稽古に来ていて、
小学生の愛ちゃんと内弟子になりたての私はお友達でした。

本格的にチェロを学ぶ為に、愛ちゃんは毎日練習練習の日々で、
日本舞踊は残念ながら今はお休みしているのですが、

小さなお友達が夢に向かって頑張っていることを
遠くからずっと応援していたので(多分お互いに)
小さなチェリストに成長された愛さんの演奏が、
個人的にとても楽しみなんです。(*^_^*)

それから次は私が踊らせて頂きます。
東明流の「梅」という曲です。

東明流は西洋音楽が日本に入ってきた後の
近代につくられた音楽で、技巧的でとても繊細な曲です。
でも……優しく、美しい曲です。

このお話を戴き、何をここで踊ればいいか考えた時、
この曲を踊りたいと、心にふっと浮かびました。

私はまだとても未熟ですから、
ただ、この曲の美しさをこの身に感じて、
それをお客様にお伝え出来ればと思います。

私が楽しんで踊らなければ、お客様に楽しんで頂けない、
と、勘祖先生がおっしゃって、

私の中に居た、私をいつも空回りさせる
胸に閊えたカタマリが、ふうっと小さくなりました。

このことについてはまた別に書きますね。

最後は藤舎千穂先生と、
先生のお弟子さん、同門の女流囃子方の皆さんによる

素囃子「猩々意想曲」です。
お囃子だけで演奏される素囃子は、
リズムがあり、想像力が刺激される音楽です。

「猩々」は水に棲む赤い毛をもつ想像上の生物で、
富をもたらす伝説が、お能や舞踊でも題材にされています。

この曲を千穂先生がお弟子さんにお稽古されているのを
何度か見学させて頂いたのですが、

「猩々乱」(しょうじょうみだれ)という
お酒に酔う猩々を表現した伝統的な奏法と、

小鼓をぽわんと打って、水の泡を表現したり、
笛の音を風の音に見立てた、
写実的で自由な発想の箇所とがあり、

とてもおもしろい曲です。

千穂先生は私のブログにも度々登場して頂いてますが、
先生のお囃子のお稽古から舞台に対する視野が広がりました。

パンダグッズや美味しいチョコレートをみつけると
すぐ買ってきて下さる、とても優しい先生です。

先生のふるさとは被災された釜石で、
私がこの公演のことを御相談した際に、
ふるさとへの想いから、
先生ご自身が御出演して下さることを快諾して下さいました。

千穂先生と女流囃子方さんの迫力ある演奏は
お客様にきっと喜んで頂けると思いますので、
御出演頂き、とても嬉しいです。


流儀の先輩の藤間三千恵先生が活動されている支援活動団体のひとつ、
被災地に残されたペットたちのケアをしているAnimal Voiceの活動状況の展示や、
募金箱も設置させて頂く予定です。

また、数量限定ですが、被災地の物産等を紹介、
試食して頂く企画も予定しております。 


色々な人が集まり、その想いが東日本震災へ届くことを祈りながら、
会への準備をすすめていきたいと思います。

ご興味のある方、お近くにお越しの方は是非お立ち寄りください。

お問い合わせ、チケットのお申し込みは

belluke-flower@excite.co.jp

まで、宜しくお願い致します。










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by belluke-flower | 2014-02-23 01:22 | 公演案内 | Comments(0)
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